三菱重工業へ転職の難易度は？年収や中途採用などやばいと言われる理由を解説

この記事では、三菱重工業の平均年収がいくらなのか？総合職や年齢別など比較しながら紹介します。

また、三菱重工業への転職活動におすすめの「ハイクラス転職エージェント」を厳選して紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

三菱重工業 転職まとめ

• 三菱重工業の平均年収は863万円
• 40代以降は年収1000万円の大台が見えてくる
• 年功序列で年次によって収入が上がっていく
• 設計職の平均年収がもっとも高い
• 三菱重工業への転職なら転職エージェントの利用がおすすめ
• おすすめの転職エージェントはハイクラス転職に強いビズリーチ！
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三菱重工業の転職や面接のコツ

ここからは、三菱重工業への転職を成功させるためのポイントを大きく3つに絞って紹介します。

三菱重工業に必要な人材であること

三菱重工業では、求める人物像を「Active」「Balance」「Creative」で表現しています。

• Active：責任感にあふれ、情熱を持って最後までやり遂げる人材
• Balance：互いの価値観を尊重し合い、バランス感覚に優れた人材
• Creative：柔軟な発想で自ら考えて行動し、新しい価値を生み出す人材

（参考元：https://www.mhi.com/jp/recruit/shinsotsu/recruit/download/pdf/mhi-company-guide2022_1.pdf）

上記3つの能力どれかひとつではなく、バランスよく持った人材が求められています。

面接対策をプロに相談すること

転職を成功させるためには、面接対策を専門的に行うサービスや支援機関に相談することが重要です。

面接対策の専門家からのアドバイスや指導を受けることで、客観的な視点から自分のアプローチを見直すことができます。

また、自己流で面接対策を行うよりも、プロにアドバイスをもらうことで、より効果的なアプローチ方法を学ぶことができます。

具体的には、面接対策に精通した専門家がいる就職支援機関や面接対策サービスを利用することがおすすめです。

転職エージェントを利用する

転職活動を効率的に進めるためには、転職エージェントの活用がおすすめです。

転職エージェントは、三菱重工業に限らずあらゆる業界の求人情報を持っており、履歴書や職務経歴書の添削やアドバイスを提供するだけでなく、企業との架け橋としての役割も担っています。

転職エージェントに相談すれば、応募する求人についての詳細な情報を提供してもらえるため、面接対策や事前準備もスムーズに進めることができます。

三菱重工業の中途採用に関する採用情報や転職事情

ここでは、三菱重工業に関する転職事情・採用情報をまとめて紹介します。

三菱重工業の採用情報

三菱重工業では現在、以下のカテゴリーの採用を行っています。

• 新卒採用
• キャリア採用
• 障がい者採用

以下は、年度ごとの新卒・キャリア採用の採用実績です。

（参考元：https://www.mhi.com/jp/recruit/career/guide）

2020年度はコロナの影響もあり採用人数は減っていますが、2021年には新卒を中心に採用人数を増やしています。

2023年度以降は、コロナ規制が全国的に緩和されるため、採用人数はさらに増加傾向になると予想できるでしょう。

三菱重工業の転職事情

三菱重工業は、名門3重工（三菱重工・IHI・川重）と呼ばれる歴史ある会社のため、転職市場の人気が高く難易度はかなり高いです。

三菱重工業は多くの職種で人材を募集しており、特に高度な技術力を持つ人材が求められています。

また、幅広い事業分野を持つため、自分のスキルやキャリアプランに合わせた転職が可能で、グローバルな視野を持つことも大切です。

ただし、応募者数が多く、厳しい採用選考が行われるため、自己分析や転職プランの立て方、転職エージェントやキャリアコンサルタントの活用が重要となるでしょう。

三菱重工業の平均年収は？

まずはじめに、もっとも気になるであろう三菱重工業の平均年収を紹介していきます。

三菱重工業の平均年収

金融庁が管理している「有価証券報告書」が公表しているデータでは、三菱重工業の平均年収は863万円となっています。

国税庁から出ている「令和3年分 民間給与実態統計調査」で発表した全国平均443万円と比較すると、約2倍ほどの平均年収ということがわかります。

三菱重工業の平均年収推移

三菱重工業の平均年収は、以下のように推移しています。

（参考元：https://irbank.net/E02126/salary）

三菱重工業の平均年収は、2020年まで毎年上昇していることがわかります。

2021年はコロナの影響もあって利益が下がったことで減少していますが、会社の基盤が強く減少幅もそこまでではありません。

2022年では平均年収も回復しており、今後は国の方針として賃金アップが謳われているため、さらなる年収アップも期待できるでしょう。

三菱重工業の転職の口コミや評判

三菱重工業の年収の口コミ①：年功序列で年次ごとに昇給していく

三菱重工業の給与体系は、年功序列の色がまだまだ強く、年次によって少しずつ給料が上がっていくという口コミがみられました。

もちろん、昇進すれば昇給にプラスして給料・賞与も上がります。

年次によって年収が上がっていくことはうれしいですが、若手がいくら頑張っても成績に応じた評価をしてもらえないというマイナスもあるでしょう。

三菱重工業の年収の口コミ②：住宅支援が充実している

家賃補助が賃貸の半分を会社が負担してくれるだけでなく、社宅・寮が完備されているため、家賃をかなり抑えられるという口コミがみられました。

寮は食堂もあり、社宅は光熱費別で月20,000円〜40,000円程度で住めるので生活にも余裕ができるでしょう。

三菱重工業では、給与以外の福利厚生が充実しているため、年収以上に給料をもらっている印象を受けます。

三菱重工業の年収の口コミ③：給料は階級ごとで異なる

三菱重工業では階級ごとに年収に違いがあるという口コミがみられました。

大卒よりも院卒の方が昇給は早くなる傾向にありますが、仕事内容はそこまで大差ありません。

階級が上がっていくことで役職になることができ、大卒から主任に昇進するまで5つの階級を上がっていく必要があります。

三菱重工業の評判はやばい？

三菱重工業と検索すると「三菱重工業 やばい」「三菱重工業 潰れる」というワードが出てくるため、ここではその真意を確認したいと思います。

評判1.国産ジェット旅客機から撤退するからやばい？

三菱重工業では、国産ジェット旅客機から撤退することを決めたからやばいと評判になっています。

三菱重工業は、2023年2月にジェット旅客機「スペースジェット（旧MRJ）」の製造・開発から撤退することを発表しました。

もちろん撤退することは残念ではありますが、三菱重工業の中でも損失を計上していた事業であるため、撤退はむしろ業績を好転させる転機にもなるなど、明るい材料とも言えます。

評判2.残業時間が多いからやばい？

三菱重工業では、過去に一部の事業所で長時間労働や過重労働が指摘され、社会問題になったことがあります。

そのため、三菱重工業では長時間労働に対する是正に向けた取り組みを行い、働き方改革に積極的に取り組んでいます。

このような経緯から、三菱重工業では残業時間ゼロを目標に働き方を改善しているため、長時間労働はかなり減っていると言えるでしょう。

評判3.離職率が高いからやばい？

三菱重工業の給与体系を年功序列が占めているため、若い世代の頑張りに見合った評価をしてもらえず、30代以下の離職率が高いと言われています。

年収は年次ごとに少しずつ上がるのと、役職に40代・50代が居座って若手にチャンスの機会が回ってこないのも原因です。

ただ、三菱重工業では年功序列だけでなく、総合的に判断するように移行しているため、徐々にではありますが若い世代もチャンスがもらえるようになっています。

三菱重工業へ転職の前に年齢別の平均年収

ここでは、三菱重工業の年代別の平均年収を紹介します。

新卒や院卒の平均年収

三菱重工業の新卒採用ページによると、「大卒が月給216,500円」、「院卒が月給241,000円」（2022年4月初任給）です。

（参考元：https://www.mhi.com/jp/recruit/shinsotsu/recruit/requirements/）

夏の賞与を加味しないものとすると、年収は350万円〜400万円ほどと推測できます。

この数字はあくまでも夏の賞与をまったく計算に入れていない数字ですので、実際は各種手当てを入れるともう少し高い年収となるでしょう。

20代の平均年収

三菱重工業の給与体系は「年功序列」が基本であるため、まだまだ経験の浅い20代は年収を大幅に上げることは難しいようです。

30代の平均年収

30代になると役職に付く人も増えてくるため、20代と比べて平均年収が一気に上がっていくようです。

役職に付かなくても年功序列で徐々に上がってはくるが、劇的に上げるためには役職に付くことが必須です。

この年代の成果次第で、今後さらなる昇給が望めるかが決まってきます。

40代以降の平均年収

40代以降になると、平均年収も大台の1000万円を超えてくるようです。

40代では主任以上の役職に付いている人も多く、年功序列も相まってかなりの年収がもらえるでしょう。

三菱重工業の転職で参考にしたい職種別の平均年収

ここでは、三菱重工業の平均年収を職種別に分けて紹介します。

三菱重工業の職種別の平均年収

三菱重工業では、設計職の平均年収がもっとも高く設定されていると言われています。

一般的に企業では、技術職よりも企画職などの平均年収が高くなることが多いですが、三菱重工業では技術職の方が年収が高いです。

これは、三菱重工業が飛行機や造船など、技術職が活躍できる会社だからこその数字であると見て取れます。

設計の平均年収

三菱重工業の職種別の中では、設計職がもっとも平均年収が高いでようです。

設計職は専門性の高い職種であり、誰でも就ける職種ではないことも考慮すると、年収も高めである傾向があります。

営業の平均年収

三菱重工業の給与体系は、年功序列の部分が多いですが、営業職は成果に応じた報酬が支払われることが多く、業績によっては高収入を得られることがあります。

三菱重工業の営業職は、高い専門性と顧客対応能力が求められることから、年収が比較的高めであることが想定されるでしょう。

技術の平均年収

三菱重工業は、製造業を中心とした大手企業であり、花形の職種である技術職には高い専門性が求められることから、年収が比較的高めであることが想定されます。

技術職には「技術士・設計士」などの資格が必要ですので、それに伴って年収も上がっていくでしょう。

エンジニア・SEの平均年収

エンジニア・SE職は専門性の高い職種であり、高いスキルや知識が求められることから、年収も高くなることが期待できます。

三菱重工業の年収が高い理由

ここでは、三菱重工業の年収が高い理由について詳しく解説していきます。

理由1.賞与額が大きい

まずひとつ目が、賞与額が大きいことが挙げられます。

三菱重工業の賞与は毎年の春闘によって決まりますが、直近だと2021年が5.30ヶ月・2022年が5.80ヶ月と高水準をキープしています。

年2回支給される賞与の水準が高いことに加えて、階級によっても大きく変わるのが、三菱重工業の年収が高くなる理由です。

（参考元：AP22春季取り組み）

理由2.福利厚生が充実している

ふたつ目が、福利厚生が充実していることです。

とくに家賃補助制度が用意（自己負担約3割）されていたり、社宅や寮も完備されていると言われており、首都圏であれば額面換算で年収200万円ほどが上乗せとなる計算です。

また、独身であれば30歳、結婚していれば45歳まで社宅に住めるのは、給与とは別で見えない年収アップといえます。

理由3.年功序列で昇給していく

最後は、三菱重工業の給与体系が年功序列で昇給していくからです。

もちろん職能給もありますが、まだまだ年功序列の色が強くトップダウンの会社ではありますが、年収は年次に沿って右肩上がりに上がっていくと言われています。

年功序列には賛否両論あり、若手がいくら頑張って売上を上げても昇給は少なく入社してから10年ほどは皆同じような年収ですが、高い水準で昇給していくと言われています。

三菱重工業のボーナス・残業代・福利厚生

ここでは、年収の他に気になるであろう、三菱重工業のボーナス・残業代・福利厚生を紹介します。

三菱重工業のボーナス

三菱重工業のボーナスは年2回支給され、春に行われる春闘によってその年の支給額（何ヶ月分）が決定されます。

ちなみに、2021年度は5.30ヶ月、2022年は5.80ヶ月と出ています。（参考元：AP22春季取り組み）

ボーナスは景気不景気にあまり左右されず変動も少ないため、社員は良い意味でも悪い意味でも一定額のボーナスがもらえます。

三菱重工業では、業績に関係なくボーナスが支給されることが、年収が高くなる理由と言えるでしょう。

三菱重工業の残業代

三菱重工業の残業代は30分単位で正確に付けるように徹底されているため、サービス残業はありませんという口コミがみられました。

課長以上になると残業代は出ないため、場合によっては平社員の方が残業代をプラスすると年収が高くなる場合もあります。

三菱重工業は、残業代が付かなければそこまで給料は高くないため、わざと残業する社員も多いようです。

三菱重工業の福利厚生

三菱重工業の福利厚生は充実していますが、珍しい制度を以下で抜粋してみました。

• チャイルド・プラン休業（不妊治療）
• キャリア・リターン制度（再雇用制度）
• 住宅支援制度
• 結婚休暇（5日間）

（参考元：https://www.mhi.com/jp/recruit/shinsotsu/worklife/workstyle/）

三菱重工業では、仕事と育児・出産などでキャリアを終わらせてしまうのではなく、落ち着いたらまたキャリアを再形成できるような制度が設けられています。

また、住宅支援は賃貸物件の半分を会社が補填してくれるだけでなく、社宅や寮も完備されています。

三菱重工業では、収入だけでなく社員の生活レベルも上げてもらえるように支援が充実しており、福利厚生は他社と比べてもかなり手厚いです。

三菱重工業の転職におすすめの転職エージェント

ここでは、三菱重工業への転職を実現するためにおすすめのエージェントを紹介します。

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参照元：みん評

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他社の紹介サービスも利用しましたが、リクルートダイレクトスカウトは年収800万円以上の求人数が圧倒的でした。ハイクラス求人に特化しているため、他社と比較しても有益な情報が多く、転職成功のためのノウハウも教えてもらえました。

参照元：みん評

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参照元：みん評

三菱重工業の転職まとめ

この記事では、三菱重工業の年収、転職に関する情報をお伝えしてきました。

三菱重工業は、製造業を中心とした大手企業であり、高い専門性を持つエンジニア・技術者の採用が多く、年収も比較的高めであることから、転職・就職希望は多く存在しています。

企業との直接のやり取りが難しい場合には、転職エージェントが仲介役を担い、非公開求人などの有利な情報を提供してくれることがあります。

もし、あなたが三菱重工業での転職を希望している場合は、転職エージェントを活用してみることもひとつの手段として考えてみてください。

ぜひ転職エージェントを味方につけて、三菱重工業での転職を実現しましょう。