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Caseプレミアム優待倶楽部導入事例

NISSOホールディングス株式会社
IR部
宮崎様 新谷様

「プレミアム優待倶楽部」導入後個人株主数が1.5倍に!1,000株以上保有する株主は2倍に増加した NISSOホールディングス

NISSOホールディングス株式会社は、個人投資家向けのIR活動強化を目的として「プレミアム優待倶楽部」を導入しております。サービス導入後、個人株主数を1.5倍、1,000株以上保有する株主は2倍に引き上げることができました。今回は、同社の IR部 宮崎様と、新谷(しんたに)様にインタビューを行い、「プレミアム優待倶楽部」導入前に抱えていた課題、導入後の変化、今後の IR活動の展望などを詳しくお聞きしました。

課題
  • ■魅力的な株主優待商品の充実
  • ■新規の個人投資家の獲得
  • ■株主1人当たりの保有株式数の引き上げ
解決策
  • ■プレミアム優待倶楽部を導入し、魅力ある株主優待商品ラインナップを実現
  • ■株主優待内容を保有株式数1,000株以上をメインターゲットに優待ポイントを設計
効果
  • ■個人株主数が1.5倍に増加
  • ■1,000株以上を保有する株主数が2倍に増加
  • ■株主様からは株主優待制度の継続を望む反響多数

個人株主数が低単元に停滞

ーNISSOホールディングスの事業内容をご紹介ください。
宮崎氏:
人材派遣業の日総工産を中核として、2023年10月2日に純粋持株会社としてのNISSOホールディングスを立ち上げました。日総工産は、クライアントの9割以上が製造業であり、人材派遣やエンジニア派遣を手掛けています。グループ会社には介護福祉を手がける会社などもあります。
ープレミアム優待倶楽部の導入以前、 IR関連でどのような課題を抱えていましたか?
宮崎氏:
個人株主数が少ないことを、課題視していました。また、保有株数500株未満の株主が全体の6割を占め、一人ひとりの株主が持っている株式数も少ない状況にありました。

新谷氏:
個人株主を増やすためには、弊社の株式を保有するメリットを感じられる施策が必要でした。

個人株主の数そのものを増やすことはもちろんですが、1人当たりの保有株式数を引き上げることも重要だと考えていました。具体的には、1,000株以上を保有する層の底上げが必要でした。

つまり、新規で株式を保有する株主の増加と、すでに株式を保有する株主の買い増しという2つの狙いに効果的な手法を求めていました。

宮崎氏:
当社グループの主力事業は人材派遣業です。製造分野への派遣に強みを持っていますが、メーカーのように製品やサービスを生み出しているわけではありません。そのため、個人株主にとって魅力的だと映る株主優待を創出するのが難しいという問題がありました。
ープレミアム優待倶楽部の導入以前、 IR関連でどのような課題を抱えていましたか?
宮崎氏:
個人株主数が少ないことを、課題視していました。また、保有株数500株未満の株主が全体の6割を占め、一人ひとりの株主が持っている株式数も少ない状況にありました。

新谷氏:
個人株主を増やすためには、弊社の株式を保有するメリットを感じられる施策が必要でした。

個人株主の数そのものを増やすことはもちろんですが、1人当たりの保有株式数を引き上げることも重要だと考えていました。具体的には、1,000株以上を保有する層の底上げが必要でした。

つまり、新規で株式を保有する株主の増加と、すでに株式を保有する株主の買い増しという2つの狙いに効果的な手法を求めていました。

宮崎氏:
当社グループの主力事業は人材派遣業です。製造分野への派遣に強みを持っていますが、メーカーのように製品やサービスを生み出しているわけではありません。そのため、個人株主にとって魅力的だと映る株主優待を創出するのが難しいという問題がありました。

課題解決につながると総合的に判断されて導入もスムーズ

ー プレミアム優待倶楽部を導入する際の意思決定プロセスを教えてください。
新谷氏:
「プレミアム優待倶楽部」の導入前から支援ツール「 IR-navi」を利用しており、機関投資家に関する情報分析や機関投資家との面談記録・管理などを行うシステムツールとして満足感を得ていました。次の課題解決に着手するに際して、同じくウィルズが扱う「プレミアム優待倶楽部」が目に留まりました。課題に対する最適なサービスとの考えのもと、当時の部門長が社長に提案しました。その後、社内で決められたプロセスを経て導入へと至っています。

宮崎氏:
導入時期は、2022年3月です。
ー導入に際して懸念事項はありましたか?
新谷氏:
「プレミアム優待倶楽部」の導入にあたっては、「プレミアム優待倶楽部」導入後の株主優待施策を社内で継続的に行っていけるかどうか、という懸念がありました。
ー株主優待として、類似サービス等も検討しましたか?
宮崎氏:
導入後に、見直しを検討した事があり、類似サービスを提供する別の会社からも話を聞きました。しかし、優待の商品ラインナップが十分ではなく、また、優待の品を当社で用意しなければならない点などがボトルネックとなって、候補から外れました。

個人株主数が1.5倍に、1,000株以上保有する株主は2倍に増加

ープレミアム優待倶楽部の導入前後での変化を教えてください。
宮崎氏:
導入後、個人株主数が1.5倍に増加しました。さらに、1,000株以上を保有する株主は2倍に増えています。

弊社が目指していたとおりに個人株主の層が広がった背景には、「プレミアム優待倶楽部」のポイント制度の運用があると考えています。

個人株主に対するポイント付与は、保有株数が増えるにつれて段階的に上がるよう設定されています。
▼NISSOホールディングス様 保有株式数別贈呈ポイント一覧
保有株式数 進呈ポイント数
300 株 〜 499 株 3,000 point
500 株 〜 699 株 6,000 point
700 株 〜 899 株 10,000 point
900 株 〜 999 株 15,000 point
1,000 株 〜 1,999 株 20,000 point
2,000 株以上 50,000 point
URL:https://nisso.premium-yutaiclub.jp/program/

2,000株を保有すると1,000株と比較して2.5倍のポイント付与率となります。つまり、2,000株以上保有している場合に強いインセンティブを提供する設計です。

個人株主にとっては、「1,000株まで増やせるなら、もう少し頑張って2,000株にしよう」という意識を持ちます。そして、2,000株以上保有している場合のポイント付与は年間50,000ポイントです。このポイントで商品との交換が可能で、個人株主はカタログギフトを選ぶように、自身で選んだ好きな商品を手に入れることができます。
ープレミアム優待倶楽部には、株主向けにさまざまなニュースを配信できる「株主ポスト」という機能があります。どのように利用していますか?
新谷氏:
弊社の企業情報や、外部に依頼して制作したアナリストレポートを配信しました。株主の皆様に弊社のことをより深く知ってほしいという目的のためです。しかし現状では「株主ポスト」のすべての機能を完全に使いこなせているわけではありません。ウィルズのサポートを受けながら、より積極的に運用していきたいです。
ー導入後、社内工数は増えましたか?
宮崎氏:
私たちが実際に業務にあたるのは、年度初めとポイント交換期間がメインで、株主優待制度未導入の時と比較しても工数が大幅に増えたという印象はありません。年度初めは、株主の皆様へ郵送する案内状のデザインを決めることが主な作業です。ポイント交換時期は、株主の皆様から弊社に直接寄せられる問い合わせへの対応が中心となります。

新谷氏:
ご年配の株主様からお問い合わせをいただくことが多く、「プレミアム優待倶楽部」のシステムや、インターネット上でのポイント交換の方法について聞きたい、といった内容がメインです。

宮崎氏:
たとえば、ポイント繰り越しのルールなど、丁寧な説明が必要な事柄もあるため、お問い合わせをいただいた際には弊社内で対応しています。ウィルズからは「プレミアム優待倶楽部のコールセンターで対応するので、そちらに連絡をしてください」といったサポートの提案もいただき、心強く思っていますが、株主の皆様からのお問い合わせに関しては、弊社内で対応するように努めています。その理由は、「株主の皆様を大切にしたい」「私達のホスピタリティに関わる問題だ」という考えからです。私たち宛に直接電話をいただいた以上は、私たちの責任で対応するべきだと考えています。

新谷氏:
何か困ったことがあった際には、すぐにウィルズの営業担当に直接相談をしています。その都度、迅速にレスポンスをいただき、回答をいただけるので大変助かっています。

無形商材を取り扱う企業に適している

ープレミアム優待倶楽部に魅力を感じている点は?
宮崎氏:
どのような株主を増やしたいか、自社が抱える課題をベースに、自社でコントロールできる点です。

弊社のように、自社製品を持たない会社にとって「プレミアム優待倶楽部」は利用しやすいサービスだと感じています。

新谷氏:
「プレミアム優待倶楽部」のポイント制度設計については、年に1度ウィルズからの提案内容をもとに、見直しを行うようにしています。現時点ではウィルズから受けた当初の提案内容が良かったため、そのプランを引き続き採用しています。

宮崎氏:
ウィルズからは、現在よりさらにコストを抑えて運用できるプランの提案も受けています。しかし、現状を維持して継続する方が良い、という判断に至っています。

個人株主からの好評の声で優待制度を継続

ープレミアム優待倶楽部を今後、どのように活用していきたいですか?
宮崎氏:
今後も利用を継続するつもりです。ポイント制度設計をはじめ個人株主向けの施策に関しては、都度ウィルズとディスカッションしながら活用方針を決定していきます。

ウィルズから提案を受けたポイント施策によって個人株主数が増えたことは、非常に有益だったと感じています。株主の皆様から、ポジティブな反響も多くいただいています。

新谷氏:
株主アンケートを実施すると、優待制度の継続を望むお声が非常に多くあります。

宮崎氏:
これまで個人投資家向けの説明を十分に実施できていなかったので、弊社の魅力を十分に感じていただけるよう、少しずつ説明会なども開催しています。
ー 優待制度を継続すべき、と判断された理由は何ですか?
宮崎氏:
個人株主から直接いただくお声が、一番の理由です。「続けてほしい」「優待をありがとうございます」という声を多くいただきます。

個人株主向け施策の成果として、1,000株以上を持つ株主の比率が増えるなど、弊社が目指していたボリュームゾーンの獲得もできています。これらの実績を踏まえて、優待制度の継続を決定しました。

新谷氏:
上層部にもウィルズから提案を受けたさまざまなポイント制度設計とその効果など、状況を細かく説明しています。その上で継続という結論に至っています。

会社の認知度向上を目指す

ー今後、個人株主向けに実施したい施策はありますか?
宮崎氏:
弊社としては、株主の層が理想に近づいてきています。

ただし、新NISAのスタートなどで個人投資家の皆様はより投資に対して意欲的になっていると考えられます。そのような状況をふまえ、既存株主のロイヤルティ向上、あるいは潜在株主に向けたアプローチも必要だと考えています。

ウィルズからは、プレミアム優待倶楽部を導入しているすべての企業を横断し、50〜60万人の個人投資家へ企業情報をタイムリーに伝えるメニューの提案を受けています。

今後もウィルズの伴走を受けながら、 IR施策を強化していきたいです。

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