Interview社員インタビュー
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社員の主体性を尊重し、組織を進化させる人事の挑戦
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人事部
秋山 直俊人事部長
[ 2023年入社 ]
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1997年に株式会社オービック入社。ERPソフトウェアの営業職から2004年に人事部へ異動後、人事領域を幅広く主導し人事部長に就任。その後アビームコンサルティング株式会社タレントアクイジションマネージャー、株式会社SHIFT事業人事HRBPマネージャーを経て、2023年9月に人事部門の立上げミッションで株式会社ウィルズに入社。人事企画、制度設計及び採用、人材育成等の人事課題全般の解決をリード。
なぜウィルズに入社を決めたのか、ウィルズにどんなチャンスを感じたのか教えてください。
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私がウィルズに入社を決めた理由は、2つの大きな魅力を感じたからです。
1つ目は、ウィルズが提供するサービスの普遍性と独自性です。当社サービスはすべての上場企業にとって重要なIRに直結しており、広く企業の成長に貢献できる普遍性があります。また、機関投資家や個人投資家の独自データベースを保有しており、蓄積されたIRノウハウやサービスはとてもユニークです。そこにグロース上場ながら、まだまだ大きく成長できる可能性を感じました。 -
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2つ目は、自身のキャリアビジョンとの一致です。自身のキャリアの方向性として、人事領域全般に携われて裁量をもって企業の発展に貢献したいという点で一番ピンときた会社でした。
実際、入社してみると本当に組織運営やマネジメントにまつわる課題がいくつも見えてきたので、その真因を探ることからはじめました。しかし、それらの課題は「伸びしろ」と捉えています。改善の道筋をつけることで、より強い組織づくりに取り組んでいます。
人事部立ち上げのエピソードを教えてください。
- 私にとって「人事部を立ち上げる」というミッションは、これまでのキャリアの中でも初めての経験でした。最初は手探りの状態でのスタートでしたが、まずは現場の声を徹底的に聞くことが重要だと考え、社員全員との1on1面談を実施しました。社員一人ひとりの意見を聞くことで、現状の課題を浮き彫りにし、そこから改善の第一歩を踏み出すことができました。
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- その中で特に大きな課題として挙がったのは、待遇面や評価制度への不満でした。しかし、入社間もない私がすぐに人事制度の根幹部分に手を付けるのは慎重にすべきだと感じました。それでも、今後の採用や組織づくり、人事施策を進めるうえで、土台となる人事制度を見直さなければ、未来を描けないという強い確信がありました。そこで、あえて入社3か月という短期間で、抜本的な制度設計に着手し、外部コンサルに頼ることなく人事制度の改革を完遂することできました。
入社3か月で人事制度を刷新していくのはかなり大変だったのではないですか。
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ウィルズでは、挑戦を恐れず、主体的に取り組む社員を支える環境があります。また、このような大きな改革を短期間で進められた理由の一つは、社員の協力や柔軟な風土です。特に私にとって幸運だったのは、以前から人事・総務担当として実務を担っていたメンバー(Yさん)が人事部専任となったことです。
Yさんの豊富な知見と、ウィルズの歴史や背景を熟知した視点を掛け合わせながら、2人で協力して制度設計やシミュレーションを重ねました。また、ウィルズの文化として、スピード感を持ちながらも柔軟に議論し、必要な改善に対して前向きに取り組む姿勢が根付いていたことも成功の鍵でした。 -
今後人事目線で、ウィルズをどんな会社にしていきたいか教えてください。
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一言で言うと、【ウィルズの一員であることに誇りを持てる会社】にしたいですね。どんなに素晴らしいサービスや製品があっても、その価値を高めるのも低めるのもウィルズで働く社員のパフォーマンス次第かと思います。
やはり一人ひとりが生き生きと、やりがいが持て、自己成長を感じられる組織でありたいですし、顧客や社会に貢献できる会社でありたいです。また、働く社員やサービスがとても魅力的だから、他社からも是非JOINしたいと思われる会社に出来たら最高です。それを目標に、これからも地道に改善活動を続けて参ります。 -